荻野富士夫『よみがえる戦時体制』
集英社新書、2018年
目次
はじめに 「来るべき戦争準備」に抗するために
第1章 戦時体制の形成と確立
どのように日本は戦時体制を作っていったのか
第2章 戦時体制の展開と崩壊
どのように治安体制はアジア太平洋戦争を可能としたのか
第3章 戦後治安体制の確立と低調化
速やかな復活にもかかわらず「戦前の再来」とならなかったこと
第4章 長い「戦後」から新たな「戦前」へ
どのように現代日本は新たな戦時体制を形成してきたのか
第5章 「積極的平和主義」下の治安法制厳重化
新たな戦時体制形成の最終段階へ
おわりに 再び多喜二に学ぶ
あとがき
(南書庫・新書棚)